株式投資

信用取引とは?信用取引のメリットとデメリット

信用取引を知っていますか?

私は投資を始めて数年経ってから信用取引というものを知りました^^;

誰かが「信用取引が~」と話していても自分には関係ない話だからと思って全然調べなかったんです。

でもちゃっかり信用口座は開設していたんですよね(笑)

スイングトレードの勉強を始めて、やっと信用取引が何か知りました。

今日は信用取引が何か、信用取引のメリット・デメリットについて解説していきます。

信用取引とは?

信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預けて、

証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。

つまり借金をするということです。

最大で預けた担保の評価額の約3.3倍まで株式の取引ができます。

2種類の信用取引

信用取引には2種類あります。

信用買い信用売りです。

信用買いとは

信用買いは、現金や株式を証券会社に預け、その担保を元に資金を借りて株式を購入する方法です。

買いたい銘柄があっても資金が足りない場合に信用買いをすることで買いたい株を買う事ができます。

上がると思ってお金を借りて購入し、もし株価が下がってしまった場合は損失がかなり大きくなります。

信用取引には返済期限があります。

原則6カ月なので、それまでに売却して借りた資金も返済しなければいけません。

信用売りとは

信用売りは、証券会社から株式を借りて売り建て、決済期日までに買い戻して株式を返却する取引です。

空売り(からうり)とも言われます。

株価が下がると思った場合に空売りをすると利益が出る仕組みです。

信用取引のメリット

資金が少なくても大きな利益を狙える

自己資金が少ないと買える銘柄が限られます。

資金が30万円しかない場合は、30万円分の株しか買えませんが、

信用取引は約3.3倍までレバレッジをかけることができるので、

30万円の資金でも約100万円分の取引が可能になります。

信用取引を利用することで、値上がりしそうな銘柄を買い、実際に値上がりすれば大きな利益を狙うことができます。

株価下落時にも利益が得られる

信用売りをすることで、株価の下落時にも利益を出すことができるのもメリットです。

例えば、証券会社から借りた株式を1株1000円で売却し、

株価が下がった1株700円で買い戻せば300円の利益になります。

下落時は株が買えないと思いがちですが、信用売りでも利益を出せるんです。

信用取引のデメリット

負債が残るリスクがある

信用取引はレバレッジをかけて自己資金以上の取引をします。

自分の予想通りに株価が動けばプラスになりますが、もし予想が外れた場合には大きな損失になってしまう可能性もあります。

かなり大きな負債になってしまう場合もあるので、「ここまでの損なら耐えられる」という範囲で取引をしましょう。

追証が発生するリスクがある

信用取引をする場合、担保を預けますが、さらに追加の保証金が必要になる場合があります。

それが「追証(おいしょう)」です。

担保にしている株が値下がりした場合や買い建てた銘柄の値下がりによって含み損が発生した場合に

追証が発生します。

追証が発生した場合は、発生した日の翌営業日または翌々営業日までに担保を差し入れる必要があります。

まとめ

信用取引は自己資金以上の取引ができるのがメリットですが、

損失が大きくなる可能性があることもしっかりと頭に入れておきましょう!

信用取引をする場合は、無理ない範囲で行ないましょう。

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