移動平均線って聞いたことありますか?
株式投資のテクニカルをすでに勉強している方なら知ってて当たり前!かもしれません。
株価チャートのぐにゃぐにゃしている線のことですね。
私はこの移動平均線がなかなか理解できなかったんです。
なんとなくは分かっても人に説明しようとすると全然できないんです^^;
分かってるつもりで実はよく分かっていなかったんです。
今回は移動平均線が何なのかを分かりやすく解説していきます。
移動平均線とは
移動平均線は、株価や外国為替のテクニカル分析で使用される指標です。
過去の一定期間の終値の平均を計算し、連続する折れ線グラフで表したものです。
例えば、5日移動平均線の場合、過去5日間の終値の平均値となります。
こんな感じで簡単な図ですが、5日間終値の平均を結んだ線が移動平均線です。
移動平均線の種類
移動平均線は様々な種類があります。
今回は代表的な3種類を紹介します。
単純移動平均線(SMA)
一般的に移動平均線と言えば、単純移動平均線のことを指します。
英語では「Simple Moving Average(SMA)」と言います。
一定期間の終値を平均化しただけの単純な線です。
シンプルで使いやすいので多くの投資家が使用しています。
加重移動平均線(WMA)
直近の値動きに徐々に比重を置いて計算されます。
英語では「Weighted Moving Average(WMA)」と言います。
指数平滑移動平均線(EMA)
加重移動平均線よりもさらに直近の価格に比重を置いて計算されているので、
相場の変化に素早く反応しやすいと言われています。
英語では「Exponential Moving Average(EMA)」と言います。
移動平均線の傾き
移動平均線は、線の傾きによって相場を分析することができます。
移動平均線が上を向いている時は、「上昇相場」
移動平均線が下を向いている時は、「下降相場」と判断します。
また、角度が大きいほど勢いが強いことを表しています。
まとめ
今回は移動平均線の基本について解説しました。
他にも移動平均線の詳しい解説はまた次回以降にします。
まずは、移動平均線が何なのかをゆっくり理解していきましょう。