株式投資

逆指値とは?どういう時に使うのか解説

前回株を買うまでの流れについて解説しましたが、

今回はさらにワンステップアップの注文方法「逆指値(ぎゃくさしね)」についてです。

私が株を始めた頃は長期投資メインだったので、逆指値なんて聞いたことなかったですし、

注文画面に成行、指値注文の横に逆指値と表示があるのに気にもしていませんでした。

スイングトレードを勉強し始めて、逆指値がどういうものなのか初めて知りました。

今はスイングトレードで逆指値注文を入れる事が多いです。

それでは、逆指値とは何か学んでいきましょう。

逆指値注文とは

逆指値注文とは、「注文する銘柄の株価が、あらかじめ指定した価格以上、または以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注する」ことです。

通常の指値注文とは違い、買いの場合は「ある価格以上になったら(指値、または成行で)買い」、

売りの場合は「ある価格以下になったら(指値、または成行で)売り」という方法が逆指値注文になります。

例えば、「株価500円の逆指値で買い注文」を入れた場合、

株価が500円以上にならないと注文が発注されません。

売り注文の場合も同じで、「株価500円の逆指値で売り注文」であれば

株価が500円以下にならなければ売り注文が発注されないんです。

買い注文の場合は、指定した価格「以上」にならなければ成立せず、

売り注文の場合は、指定した価格「以下」にならないと成立しません。

この点が通常の指値注文とは「逆」になっているから「逆指値注文」なんです。

逆指値注文には「指値注文」と「成行注文」がある

逆指値注文には「指値注文」と「成行注文」があります。

「逆指値なんだから指値じゃないの?」と思いますよね。

逆指値は、証券会社が注文を市場に発注する価格のことです。

逆指値の価格になるまで、証券会社が注文を預かって監視しています。

株価が指定した価格になった時、初めて注文が市場に出されます。

なので、注文を出す時は、「逆指値の価格」と「成行注文か指値注文か」を決める必要があります。

「500円の逆指値注文で、成行の買い注文」の場合は、

500円になった時点で注文が出され買える価格で約定します。

「500円の逆指値注文で、480円で指値の買い注文」の場合は、

500円になった時点で注文が出され、480円に下がったら約定します。

確実に買いたい場合は、成行注文がオススメです。

スイングトレードでの逆指値の注文例

私がスイングトレードで逆指値注文をする時は、

買い注文が約定したあと、約定した価格よりも2%下がった価格を逆指値注文を入れます。

例えば、分かりやすくA社の株を成行注文で1000円で買えたとします。

私のスイングトレードのルールは約定価格のマイナス2%でロスカットなので、

逆指値注文980円以下で成行注文を入れます。

そうすると株価が下がって980円になったら1000円で買った株が売られるという流れです。

逆指値を入れておかないともっと下がってしまった時の損失が大きくなります。

まとめ

逆指値注文について理解できましたか?

逆指値なんて必要ないと思うかもしれませんが、

トレードをする時には逆指値注文を入れておけば思った以上の損失にならなくて済みます。

実際にトレードをする時は逆指値注文を使ってみましょう。

-株式投資