不動産投資とは、かんたんに言うとアパートやマンションの大家さんになることです。
今回は不動産投資の基本的な仕組みや初心者が知っておくべきポイントについて解説します。
不動産投資とは
不動産投資とは、不動産を購入し、それを他人に貸すことで家賃収入を得ることを目的とした投資です。
利便性の高いエリアや知名度の高いエリアの収益性の高い物件を購入すれば、大きな利益が見込めます。
他人に貸すことで得られる利益は家賃収入と言われます。
家賃収入に対して、どれだけの経費とローン返済額があるかで月々の収支が赤字か黒字か決まります。
自分が購入した物件に空室が出てしまうとその間は、家賃収入もなくなります。
また家賃収入の他に、所有している不動産を購入時よりも価値が高まったタイミングで
売りに出すことで得られる売却益も不動産投資のひとつです。
不動産投資の種類
不動産種類にもいくつか種類があります。
主に一室単位で貸し出す区分マンション投資と一棟マンション・アパート投資です。
区分マンション投資は、ワンルームマンションと呼ばれることも多く、
一棟マンション・アパート投資よりも初期費用が抑えられるので、初心者でも始めやすい投資方法です。
一棟まるごと所有するのは、初期費用やランニングコストもかかるので、区分投資よりもリスクが大きくなります。
不動産投資のメリット
1.副収入を得られる
不動産投資はローンを組むことで自己資金以上の金額で投資ができます。
もちろん返済しなければいけませんが、ローン返済中も家賃収入が得られれば負担も少なくなります。
2.節税効果を得られる
減価償却により本業の所得を圧縮し、支払った所得税・住民税の還付を受けられます。
3.保険代わりになる
不動産投資でローンを組む場合、団体信用生命保険に加入します。
もし加入後のローン返済期間中に投資した本人が死亡した場合には、ローンの残高が０になります。
ガンと診断されてローン残高が０になった例もあります。
残された家族は、所有し続け家賃収入を得るか、売却して売却益を得ることができます。
不動産投資のデメリット
もちろんデメリットもあります。
1.初期費用が必要
ローンを使って購入する場合でも、購入時には初期費用がかかります。
ある程度の自己資金が必要になります。
2.流動性が低い
不動産投資は他の投資に比べて流動性が低いです。
株式投資は同じ日に何度も売買取引することが可能ですが、
投資用不動産を売却するときは、どんなに早くても数週間かかります。
3.空室時リスク
家賃収入なので、入居者がいなければその間収入はなくなります。
入居者がいなくてもローン返済はしなくてはなりません。
立地があまりにも悪すぎると入居者もなかなか決まらないので、
購入する時の立地の見極めも大切です。
まとめ
最近はワンルームマンション投資が人気で、よくセミナーが行われていますが、
セミナーに参加して自分で勉強せず、主催者の言いなりになっていると将来大きな損失を受ける可能性が高いです。
セミナーやネットの情報を鵜呑みにするのではなく、勉強して投資するようにしましょう。