株には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の二つの利益があります。
キャピタルゲインとは
自分が株を買ったときの値段よりも上がったところでその株を売れば利益がでます。
この利益を「キャピタルゲイン(値上がり益)」と言います。
例えば500円で買った株が600円になったら、値上がり益は100円です。
買った値段と売った値段の差が利益になります。
他にも株を保有しているともらえるのが「配当」です。
これを「インカムゲイン」とも言います。
インカムゲインとは
配当は、株を発行している会社が利益の一部を株主に還元するために行なわれています。
しかし、全の会社が配当を出すわけではなく、配当を出さない会社もあります。
赤字続きで出したくても出せない会社や事業をより成長させるための資金に回したい会社は配当を出しません。
配当を出す会社の株を100万円持っていて、配当利回りが2%の場合、年間2万円の配当金がもらえます。
しかし2万円すべてが手元に来るわけではなく、そこから税金が引かれます。
会社にもよりますが、多くの場合、年に2回受け取ることができます。
配当利回りは変動するので、今配当利回りが良い会社でも一時的なだけの場合もあります。
なのでただ配当利回りが高いからというだけで買うのではなく、きちんと調べてから買うようにしましょう。